 ドラコラムその２ おまえ、コイツ、べるの |
おまえ、コイツ、べるの。懐かしいと思う人もいれば何それ？と思う人もいるでしょうから彼らについてちょっと書いてみます。 おまえ、コイツ、べるのとは桜玉吉先生がファミコン通信（現週刊ファミ通）に連載されていた「しあわせのかたち」という漫画に登場したキャラクターです。「有名RPG２」（連載時は「ドラゴンクエスト２」だったらしいがエニックスのチェックが入ったのか単行本では書き直された）という話で登場、人気を博しそのまま事実上主人公を勤め上げた３人です。右の図で左からべるの、おまえ、コイツになります。名前の理由は玉吉先生が適当につけてそのまんま最後まで使われました。この３人を玉吉ワールドでは「例の３人組」と言う。おまえ ３人のなかでもリーダー格で、有名RPG２ではローレシア王子役で登場し、年齢は１５歳（有名ＲＰＧ時）。性格は熱血のほほん少年（単行本１巻より）。連載中期には初登場時から大きく顔が変わり、かわいらしいキャラになってしまった。低年齢化とも言う。有名ＲＰＧ時は健康産業フェチでもあった。 コイツ 有名RPG２ではサマルトリア王子役で登場し年齢は１６歳（有名ＲＰＧ時）。性格はお調子乗りのナンパ少年（単行本１巻より）。おまえをフォローしたり、べるのをナンパしたりその時々によって色々変化するがお調子乗りのナンパ少年というのは基本的に変わらないようだ。後の玉吉ワールドではマルチな才能を発揮し、いろいろな役を務めた。こいつがいないと玉吉漫画はうまく回らなかったりする。 べるの 例の３人組の紅一点。有名RPG２ではムーンブルクの王女役で登場し年齢は１７歳（有名ＲＰＧ時）。性格はちょっと天然ボケ気味。初登場時から一番大きく顔が変化したキャラ。右上の初期のべるのと後期のべるのは思い切り顔が違う。格段に可愛くなっております(笑)。登場当時からも圧倒的な人気を誇り、玉吉漫画でのまさにヒロインといえるキャラ。今でも根強い人気を持っている。基本的には犬？で頭にも耳のようなものがついている。このキャラは口癖で語尾に「〜お」をつける（水森亜土風らしい）のでこのウェブ上リプレイでもそれに習っている（例：うっそじゃないよ、ホントだお）。決してキモイとか言わないように(笑) |
 知っている人は知っていると思うが、「しあわせのかたち」が前半はこの例の３人組が中心となったゲームのパロディ漫画だったのだが、いつからか玉吉先生の日記漫画へと変身。ほぼ主人公として活躍していた３人は玉吉先生自身に活躍の場を奪われたのであった(笑)。プレゼントはっぴょー完結編が最後の３人組となった。べるのだけはごくまれにタイトルに描かれたりしたが野郎どもはほぼシャットアウトされてしまった(笑) |
| 修正：2003.11.20 出典：しあわせのかたち１巻（アスキー） |