The illustration by Hoshino |
2010.02.21 久しぶりに自分のサイトを見てみました。モンスター紹介とかアホなこと書いてるなぁ…w。ちなみにDQ2Web上リプレイのムーンの「〜お」っていう語尾の書き方は桜玉吉さんの影響ですよ(笑 |
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今後ドラクエはどーなるのか DSでドラクエ6リメイクがでたようですが、いろいろ取りざたされている様子。 ほりいさんもずいぶん変わってしまったように思います(いろいろなところが)。 ちょっとドラクエの制作現場を回顧して妄想してみる。 ------------------------------------------------------------- FC DQ1 なかむら「ほりいさん、この戦闘シーン、どう思いますか?」 ほりい 「確かにレベルが上がってくると単調になってくるね…」 なかむら「くそっ、どうすればいいんだ、作り直すには時間がない」 ほりい 「上に掛け合ってみよう…、どうなるかわからないけど…」 ゆきのふ「今からプログラムをやり直すだって?そんな時間あるものか!」 ほりい 「僕たちは本当にいいゲームを作りたいんです!」 なかむら「このまま発売したら絶対に後悔します、おねがいします!」 ゆきのふ「わかった、ただし猶予は1週間だけだ、それで全て完成させろ!」 ほりい、なかむら「はい!」 このあたりは「ドラゴンクエストへの道」という本に詳しく載っています。 アツイです。 ------------------------------------------------------------- FC DQ3 なかむら「ほりいさん、容量がぎりぎりでこのままでは全部収まりせんね…」 ほりい 「うーん、これ以上データの圧縮はできないかな…」 なかむら「いまでもぎりぎりですね、なにかを削らないと…」 ほりい 「そうか…、ちょっと考えさせてくれ」 ほりい 「なかむらくんタイトルを削ろう、方法はこれしかない!」 なかむら「! タイトルですか、いくらなんでもそれは…」 ほりい 「僕はこのゲームにいっさいの妥協はしたくない」 ほりい 「いまの制約の中でできることはこれしかないんだ」 なかむら「…わかりました。僕もプログラムの効率化をさぐってみます」 なかむら「2メガロムの最後の1ビットまで使って、最高の物を作りましょう!」 ほりい 「ありがとう、なかむらくん」 ご存じの通りタイトルまで削って、ロム容量ぎりぎりまで使ったドラクエ3。 クリエイターとプログラマーの情熱を全身全霊で傾けた作品です。 ------------------------------------------------------------- SFC DQ5 スタッフ「SFCにしてはやっぱりグラフィックしょぼいですよね…」 ほりい 「確かにそうかもしれない、でも4のホイミンで手応えを感じて 作ったモンスターシステムはきっとユーザの心をつかむはずだ!」 スタッフ「でもスクウェアさんと比べるとどうしても…」 ほりい 「グラフィックだけがゲームの全てじゃないって事を見せてやるさ!」 グラフィックはしょぼくとも圧倒的支持を受けたドラクエ5。 ここが一つのピークだったんでしょうか。 ------------------------------------------------------------- PS DQ7 ほりい 「今回の売りは圧倒的なボリュームだ!プレー時間は100時間だ!」 スタッフ「すごいですね! ほりい 「ユーザーには長く楽しんでもらいたいからね!」 スタッフ「でもちょっと長すぎませんか!?バランス取りもきついですよ…」 ほりい 「なんの、これは過去のドラクエを凌駕するヒット作になるよ!」 たしかに売れたドラクエ7。確かに圧倒的なボリュームでした。 そして長けりゃいいってモンじゃないことを教えてくれました。 ------------------------------------------------------------- PS2 DQ5 ほりい 「モンスターを増やそう!倍くらいに!」 スタッフ「やっぱりユーザーもそれを望んでますよね!」 ほりい 「成長ステータスの管理が大変だから、過去のやつを流用しよう」 わかりますよ、ほりいさん…。 ------------------------------------------------------------- DS DQ9 スタッフ「ほりいさん、Wi-Fiでおおきなバグが!発売日が延びちゃいます」 ほりい 「しかたない、上と掛け合ってみるよ」 よういち「ほりいくんたのむよ、会社的にもこれ以上延期するわけのはNGだ」 ほりい 「(あっさりと)わかりました」 ほりい 「みんな、Wi-Fi機能はとっちゃおう、しかたないよ」 スタッフ「え、雑誌にもいろいろと情報は出しちゃってますよ?」 ほりい 「DS同士つないでプレーできるんだから、ある意味ウソじゃないだろ?」 ほりい 「それに早く出せ出せってうるさくってさ、しかたないんだよ」 スタッフ「Wi-Fiは目玉機能なのに…」 ほりい 「代りにクエストを充実しよう、なかなかクリアできないようにしてさ」 スタッフ「たとえばどんなのですか?」 ほりい 「ある宝を落とすまで敵を倒せとか、ドロップ率を0.1%くらいにして」 スタッフ「へえ」 ほりい 「敵を会心の一撃で10回とどめを刺せ、とかね」 スタッフ「それってかなり厳しくないですか?」 ほりい 「いいんだよ、その方が長く遊べるんだから。ユーザーも喜ぶだろ」 スタッフ「だったら毒針の1ダメージでモンスターに倒せとかどうですか」 ほりい 「それおもしろいね(笑」 スタッフ「折角ネット配信が使えるんだから、1年くらいかけて配信するのは」 ほりい 「それもいいね。長く楽しめそうだ」 こんなカンジで強制的に楽しまさせられるクエストが増えたんでしょうか。 ------------------------------------------------------------- と、いろいろと書いてしまいましたが全部、私の妄想です。 堀井さん、悪役っぽくしてしまってすいません。 しかし、今のドラクエをプレーすると、昔のようなクリエイターの情熱を 感じられないのも事実。そして、自分も年をとったって事かな…。 Wiiで出るというDQ10はたぶんプレーしないと思います。 でもぼくは、ドラゴンクエストというゲームが大好きです。 |
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ろぐ |
(yes today) |