純和風アクション
花火職人のカン太郎が京都から彼女の待つ花のお江戸まで帰るゲームです。途中なぜか悪徳商人(井ノ国屋剛左衛門というらしい)とその悪の軍団がカン太郎を殺しに来るのでそいつらを退けながら先に進みます。タイトルにもなっている東海道五十三次とは、江戸時代の江戸日本橋から日本各地へつながれた五街道の一つの東海道の53つの宿場町のことです。中学校の歴史で習いましたよね。
最初はみんな編み笠浪人の洗礼を受ける
敵キャラは一癖もふた癖もある奴らばかり。まず最雑魚として忍者が出てきますがこいつはなんとかんしゃく玉をかわしてきます。雑魚のくせに。そして2面に編み笠浪人が出てくるんですが、こいつはかんしゃく玉を無効化したり、ジャンプして飛び越そうとすると一緒にジャンプして撃墜してきます。最初にプレーした時は必ずこいつの洗礼を受けます(笑)。他にも地面の下から剣を突き刺してくる忍者やら、手裏剣を投げてくる上忍やらバラエティに富んでいておもしろいです。大ボスの悪徳商人もいきなり出てきて銃をぶっ放してきます。いきなり出てくるので注意が必要です。出てくるとうっと惜しい敵ですがやられっぷりがコミカルで笑えるのでそれを見るのも一興です。
関所と隠しアイテム
江戸時代、幕府は江戸にやってくる人間を制限するため交通の要所要所に関所を設けていました。というわけでこのゲームにも関所が登場します。関所を通過するのに必要なのは隠しアイテムの通行手形。このゲームでは基本的にアイテムは隠されており、かんしゃく玉を隠されているポイントに当てることによって登場します。ということはその隠し場所を覚えている必要があるわけです。ない場合は強制的に小判を取られてしまいます(当然小判も隠しアイテム)。それもない場合は関所の番人中山主水に拘束された上に折檻されます。他に敵がいた場合はほぼ死刑と言えます。小判は他にも応用が利き、やっぱりいつの世も地獄の沙汰も金次第、って事なんですね。
このゲームは難しい。しかもコンティニューがない!
上にも書きましたが見た目とは裏腹にかなりハードな難易度のゲームです。アイテムを集めないといけないことに加え、ここがこのゲームが難しい最大の理由なのですが独特の操作感で思うとおりに動かないことが多々あるのです。それに加えてクセのある動きをする敵キャラたち。はっきり言って難しく、慣れるまで簡単に殺されることが多いです。しかも恐ろしいことにコンティニューがありません。ゲームオーバーになると問答無用でタイトル画面に戻らされます。シビアです。面が進んでから死ぬと泣きそうになります。クリアするにはテクニックに加え、投げ出さない根性も必要そうです。一番下に攻略サイトのリンクを張っておきましたので、絶対にクリアしたる!と言う人は参照してください。
江戸時代は大変だ。
このゲームをやってると江戸時代は大変だったんだな〜と思います。京都から江戸まで歩いて帰るだけでもつらいのに(ふつうは馬ですが)、悪者に命ねらわれるんですから(笑)。でも大変に思う反面、この時代に思いをはせる部分もあります。タイムマシンが発明されたら江戸時代に飛んで東海道の旅をしてみたいですね。命をねらわれるのは勘弁ですが(笑)
東海道五十三次の思い出
このゲームは近所の友達の家に行って一緒に遊んでました。難しくせいぜい4、5面しか進めなかったのですが、和風ゲームは珍しく印象深いゲームでした。
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