しあわせセレクションその5 第147回 vsサイバー佐藤、モモ鉄勝負 |
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しあわせのかたち、第147回より 5月某日、玉吉の仕事場に1本の電話がかかってきた。その電話はゴールデンウィーク9連休中でヒマでヒマで仕方がないサイバー佐藤からであった。ヒマな佐藤は玉吉にスーパーモモ鉄2の勝負を申し込む。桃鉄に絶対の自信を持つ玉吉は「オレはモモ鉄では負けたことないぜ。」と言うが「コンピューター相手に勝つまでやり続けとんだろが。ナス!」と返されてしまう玉吉であった。 これに関しては私も似たような事をやるので耳が痛い。しかしこのやり方、やっているときはいいが終わった後激しくむなしくなるのが玉にキズである。 ただの試合じゃ漫画的にも面白くないのか、負けた方には「一週間糞虫として主人に絶対服従」という罰ゲームが追加された。はっきり言ってどんな内容なのかは分かりかねるが、相当イヤなのは想像に難くない(笑)。勝負は佐藤宅でやる事になり、ついでに「ジャッくすの空っぽの世界」と「INDUSTRIALシンホニーNo1」とのダビング交換する事に。そして玉吉はちょりそを引き連れ出発する事になった。例のジャッくすは「あいつにくたらしいからオレが唄ったテープをあげちゃえ」とニセテープを持って行く事にする(笑)。玉吉の顔が良い。 (マンガを見る限り)夜に愛車のパジェロ?に乗って佐藤宅に乗り込む玉吉。彼がなぜこんなにモモ鉄に自信を持っているのかというと、彼は長きにわたる修行によってサイコロの1と2に目をけっこうバッチリ出す事ができるスーパースキルを習得していたからなのだ!本当にモモ鉄で1と2を自在に出す事が出来ればどれだけ有利であるかは自明の理。玉吉があっさり勝負を受けたのもまさしく絶対の自信があったからなのだ。対する佐藤も霊感モモ鉄というスキルを備えていたらしい(どんなんだ(^^;)。 佐藤宅につきダビングテープを渡す玉吉。しかしこれは佐藤の罠だった。なんと「著作権法違反の動かぬ証拠を握ったぜこの野郎」との事。確かにその通りだ(笑)。玉吉に渡すと言っていたブツは「そおんな法にふれる様な事を私がすると思うか?ん?」という返事を。なんという恐るべき男、サイバー佐藤(笑)。そしてなんてイヤな人なんだ(笑)。しかしここで自ら唄ったテープだったので法律違反を回避する事が出来た。二人の感情は一気に悪化。そしてついにモモ鉄勝負へ!20年1本勝負!死闘の末勝ったのは… 勝ったのはなんとちょりそ!なんと脇で見ていた、ただ付いてきただけのちょりそが勝ってしまったのだ(笑)。18年目までトップだった玉吉を一気に破り去ったその恐るべき戦略とは!?ちょりその言葉を引用すると 「あのね、あおいカード1枚とばいきゃくカードを4〜5枚買ってね、「あおい」で高額物件を買ってひたすら「ばいきゃく」でころがすと軽くトップとれんの。物件の定価分、決算時に支払うから、そのお金だけはキープだよ。決算直前にやるのがいいよ」byちょりそ という必殺の土地転がし殺法であった。こんな技を自分で開発するとは、ちょりそのぶ恐るべし。結局玉吉と佐藤は1週間ちょりその糞虫としてすごすのであった。 この技は私の中で伝説と化している技です。東京の高額物件でやれば2〜3年目でも50億とか稼げてしまうんだから恐ろしい。ちなみにあおいカードというのは物件の購入代金を決算時に払う事が出来るカード。今のモモ鉄ではたしか消されたカードだから現代モモ鉄ではこの技は使えません。この回を見ると玉吉さんとちょりさんは今でもモモ鉄で遊んだりしてるのかなあ、なんて思います。 |