その２　2004.03.28

強き心は、時を超えて。ＤＱＶ　速攻レビュー

ＰＳ２版　ドラゴンクエストＶ　天空の花嫁買いました。買うかどうか迷っていたけど、店に行った時のプロモを見てフラフラと予約していまいました(笑)。パッケージイラストがかなり気に入っています。シースルーのパパスがいい味出してます。空には無数のドラキーがいるのですが、なんか意味があるのでしょうか。っていうかなぜドラキー(^^;。まだちょっとしかプレイしていませんが、とりいそぎファーストレビューをします。


ドラクエ８プレミアム映像ディスク
まず最初にこれを見ました。はやる気持ちを抑え、ディスクセット。印象としてはあっさりとしたプレミアム映像ディスクだなと思いました。収録時間は５分ほど。映像だけのデモンストレーションで実際に操作はできないため、「もう終わり？」みたいな印象を受けました。内容としてはドラクエらしからぬ印象。パッと見ただけではゼルダのようなアクションＲＰＧっぽい。昔からのユーザはこれがドラクエか？ととまどう事間違いなし。しかし映像を見せつけられるとファンとしては否応なしに期待をふくらまさせられる。ククールがゼシカに言い寄ってるようなシーンもあり、どんなシナリオが展開されるのか楽しみ。プレステ２で変わったドラゴンクエストを見せてくれそう。変わりすぎるおそれがあるのも否定できないけど(^^;


ドラゴンクエストＶ　天空の花嫁
電源を入れるとおなじみのファンファーレがオーケストラで流れます。生粋のドラゴンクエスターならこれだけでしびれるハズ。早速名前を「リオ」としてプレイ開始しました。グラフィックは当然ながら大幅に進化。ＦＦなどと比べるとＰＳ２でもこれか、と思う部分はありますがドラクエならまあこんなもんでしょう。及第点と言ったところです。音楽はフルオーケストラになっているのでしょうか。これについては賛否両論ありそうです。ロード時間は皆無。ここはドラクエのいいところ。システム面で最悪なのはソフトリセットができないところ。なかなかの嫌がらせです。各種種を使ってリセット戦法するのには激しく面倒な事になりそうです。わざとやっているんだったらかなりイヤらしいメーカーですな。

いつものようにツボを取っては投げ取っては投げすると気になる事が。投げた直後一瞬止まるんですね。ツボを投げるスピードが遅いのかな？連続でのツボ投げがスムースに行かないのです。ドラクエ７ではスムースにできた事がドラクエ５ではテンポが悪くストレスがたまります。こういう細かいところをしっかりと作ってくれ…。詰めが甘いよアルテピアッツァ。ロード時間にこだわるのなら、こういう細かいところにも気を遣ってくれ。ツボなんてそこら中に配置してあるじゃないか。はじからはじまで全部投げるないと気が済まないような、私のようないちいち細かい人間がいる事を忘れないで欲しい(笑)

シナリオは色々と付け加えられたり変更されたりしているようです。１２年前当然のごとくプレイしているので大方のシナリオは知っています。そんなファンを楽しませるこころみです。たとえば最初の船を下りる時にルドマンとフローラが乗り込んできました。思わずニヤリとしました。大人になってフローラに会う時はどう変わっているのでしょうか。こういうのが至る所にちりばめてあるのならちょっと楽しみです。仲間モンスターも大幅に増加したようです。さまようよろい、しびれくらげ、サターンヘルムｅｔｃ。どんな活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです。

一番大きな変化は戦闘シーンでしょうか。モンスターたちが呼吸し動いています！わかりやすく言うとスト２のように立ち止まっている時も身体を動かしています。アニメーションも大幅増加のよう。実際に生きているモンスターを見る事ができます。こちらが攻撃するとのけぞり、やっつけると後ろに吹っ飛んで消滅します。これが結構新鮮で気持ちいいです。会心の一撃時などは別のやられアクションを見せるようです。そしてこれらを実行するためかポリゴンになってます！最初は違和感ありあり。これも賛否両論ありそう。そのうち慣れるでしょう。多分。またまだその段階まで進んでないですがバトルメンバーも４人になりました。これによって大きく戦略は変わってくるでしょう。それに伴いモンスターもわらわらと出てくるようになりました。複数攻撃を効率よく使っていく必要があるかも。

戦闘シーン微妙に気になったのはメッセージ関連。私の場合一番早いのに会わせているのですがその場合、攻撃アクションを見ているとどれだけダメージを受けたとか見逃してしまうのです。これはなかなかのゴサーン。アクションを増やしたがためにメッセージ見逃してしまう事になろうとは。モンスターの攻撃時にでもＦＦのように直接表示する事も考えられたと思いますが、ドラクエらしさが消滅してしまうため、従来通りの表示に収まったんだと思います。これはなかなかの弊害といえるでしょう。見逃してていつの間にかピンチ、ということがたまにあります。メッセージに集中してればいいだろって？イヤです。モンスターのアクションを楽しまなきゃこのゲームの魅力は半減します。しかもメッセージの速さを変える事ができないのです！恐ろしい仕様です。今はなんとかして目の動かし型を鍛えています(笑)。後日談ですが戦闘中のメッセージスピードは戦闘中右のページへ行く事で変更可能なようです。気づかねえよ、そんなの！冒険の書を選ぶ時に設定できるようにしろ！

結構色々と書いてきましたがドラクエファンならこれは買いです。シナリオを憶えていても新たな発見が沢山あるので十分に楽しめると思います。さって、続きを遊ぶとしようかな。ゲレゲレを助けてやらないとね。ゲレゲレが成獣になったらあのガキどもは死刑にしてやる(笑)

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