旅日記 北海道前編



北海道に行ってきました。北海道東日本パス、という切符を使って青森駅から急行はまなすという夜行列車行ってきました。青森駅に着いたとき思わず「上野発の夜行列車降りた時から〜青森駅は雪の中〜」と口ずさんでしまったのは私だけじゃないはず(笑)。青森駅に着いてからはまなすに乗るまで結構空き時間があったので付近を探索。駅構内に新幹線隊?がいました。彼らはトレインジャーという名前で左から紅一点のこまち、リーダー?のMAX、多分俊足が売りのはやてです(^^;。

酒田駅
秋田県酒田駅
青森駅
青森県青森駅

このパスでははまなすの自由席しか乗れないので並んで待ってます。やっと乗れた自由席はリクライニングもちょっとしか効かず乗り心地はよくありませんでした。乗車率はそんなに多いわけではなかったので、その点で見ればながらよりはましかもしれません。というわけでほぼ一睡もできずに札幌に到着。そのときの札幌はガンガン雪が降ってました。しばらく駅構内のストーブで暖を取って暖まってから外へ。

札幌時計台
札幌時計台

有名な札幌の時計台です。朝早く行ったので中には入れませんでした。またこっちのほうに戻ってきたときに入ろうと思います。
札幌市狸小路。札幌の中心部です。もうちょっと駅から離れればすすきのがあります。市内観光も早めに切り上げて次の目的地富良野へ。
当然「あーあー あああああー あー んんー んんんんんー」と歌いながら富良野向かう。
札幌市狸小路
札幌市狸小路





富良野に到着。「あーあー あああああー あー」と自然に口に出てしまいます(笑)。途中で晴れてきたのでほっとしました。札幌ー富良野間は周りに何もない広大な風景が見られ、これぞ北海道という感じがしました。富良野といえば北の国から以外でも松山君のふるさととしても知られていますね。

ふらのホーム
ふらのホーム
富良野駅
富良野駅

北の国からで何度もドラマがあった富良野駅のホームを見送って北の国から資料館へ。麓郷の森にもできれば行きたかったのですが、雪が積もってたことと時間の都合上あきらめました。夏にでもまた行ってみたいです。北の国から資料館は結構楽しめました。駅から5分なので富良野にお立ち寄りの際は是非どうぞ。草太兄ちゃんの葬式やシュウのAVなどいろいろありました。私が行ったときは誰一人なかったのでちょっと寂しかった。純はくそ生意気なガキだったんですね(笑)。五郎のピンズをおみやげに購入しました。

資料館
北の国から資料館シュウ
シュウのAV
電気がない
電気がないッ?!草太
草太兄ちゃあああん





富良野を後にして釧路へ。釧路といえば朝市。というわけで朝市に行ってみたんですが、なんと休業日。ついてねー。ピンポイントで休みの日とは。がっくり。気を取り直して釧路から網走へ向かう。この釧路ー網走間を走る釧網本線は日本でも有数の景色が見られる人気ローカル線。が、自分が乗り込んだときにはなんと満席。ガッデム!!あんたら何時から乗ってたんだよ。なんでこうなるねーん(T_T)。仕方ないので立って乗りましたよ。

運転席のすぐ後ろでずっと景色を見てました。が、天気が良くなく釧路湿原は霞んで見えました。ここでもついてねー。サイドがこうなので前を見ると運転席の逆側にずーっとおっちゃんが乗ってる(右写真参照)。中心部の窓には初老の夫婦が張り付いていた(俺にも景色を見せろ)ので私のポジションはここのみ。おっさんどいてくれよ!と念を送り続けたんですが効きませんでした…。どいてくれてもいいだろ!線路は運転士が見てるんだから。

釧路の朝市
釧路の朝市
釧路-網走
釧路-網走

網走直前の北浜駅でオホーツク海を見ようと途中下車。ここ北浜駅はオホーツク海の展望台もあり人気スポットとなっている。が、ここにきて天候大荒れ。まるでブリザード。誇張表現なしに。駅のすぐ横に展望台があり、何度も以降と試みたのだが吹雪が凄まじくとうとういけませんでした…。すごい悔いが残った。北浜駅の一部と化している停車場でランチを食べながらブリザード吹き荒れるオホーツク海を眺めていました。

北浜駅
北浜駅
オホーツク海
オホーツク海

列車の戸が開いたらダーッシュ!
列車の戸が開いたらダーッシュ!

ランチを食べながら天候が回復しないかなーとひたすら祈願。が、日頃の行いが悪いのか(笑)、全く回復しませんでした。しかたないので次の電車で網走へ向かう。ホームに出ると横殴りの吹雪で来た列車に乗り込むのも大変でした。地元の女の子は慣れた風に乗ってたなあ。
そんなこんなでなんとか網走に到着。網走についたら吹雪はすっかりやんでいた…。オホーツク海はこのときも吹雪だったに違いない!そう思わないとやってられませんでした(笑) 網走駅
網走駅





今回の旅の前半戦のハイライト(となった)網走。網走といえば刑務所。というわけで刑務所の博物館に行ってまいりました。実際の刑務所にも行けるらしいですがさすがに中には入れないようです。網走駅からバスで20分くらいだったか、刑務所博物館に着きました。それっぽい作りをしています。刑務所入り口前でホセ(勝手に名付けた)がお出迎え。

刑務所博物館
刑務所博物館
ホセ
ホセ(勝手に命名)

中にはいるとホセのような蝋人形が沢山ありました。結構リアルでした。というかキモイかも(笑)。写真の右はリーゼントのお兄さんです。今時こんな人いるのかよ(笑)。

面会の様子
面会の様子

リーゼント
リーゼント
これはいやだ…
これはいやだ…
囚人さんは寝るときも監視されているようです。プライベートなど皆無。死にたくなるね。起こされるときは写真の枕?(青い部分)を横からハンマーでぶっ叩き、全員まとめて起こすのだそうです。

この博物館はいろいろな建物(パビリオンとでも言おうか(^^;)に分かれており、その中には博物館のようなものもあります。入った直後にホセがお出迎え。入り口の奴より冷たい目をしている…。囚人さんは歩くとき猿回しの猿のように歩かされるんだろうか。

また写真はぶれてたので割愛しますが入ったとたん声をかけられるパビリオンがあってめちゃくちゃびっくりしました。思わず声を上げてしまった。

猿回し
猿回し
冷たいホセ
冷たいホセ

モアイ
モアイ
博物館の中で個人的に一番怖かったのがこれ(左写真参照)。モアイのような物体が服を着ています。えもいわれぬ不気味さを感じました。コワイ。この横には猿ぐつわされたモアイもあった。コワイ。

おもしろかったのがこれ(左下の写真)。ゴルゴ松本似の蝋人形がかんなで木を削っています。今にも「命」とか言いそうな感じです。表情も生き生きしていて良いです。その横は「網走刑務所の歌」です。囚人の日とは歌わされるんでしょうか。さあみんなも歌おうよ(笑)。

ゴルゴ
ゴルゴ

網走刑務所の歌
網走刑務所の歌
ミニ刑務所
ミニ刑務所?
最後はみんなこのミニ刑務所でフィニッシュ。左は入獄、右は出獄かかれていて右からは行って左から出てくるようなものらしいです。かまくらなので雪が溶けたらどうなるんでしょうか。

ここで前編終了。後編に続きます。


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